会社員か、副業専念か?両立と独立のタイミング

今回の鑑定は、広告系の会社員として働きながら、自らも会社を経営する方からの「本業と副業に、いつ、どのくらい力を注ぐべきか」というご相談です。
副業の会社の設立年月日から、停滞期の過ごし方や、2033年からの好機、その先の注意点を読み解きました。あわせて、企画・映像分野の強みを生かす専門性の磨き方や、会社を支えるチームづくりも整理。退職や独立を急ぐべきか、長期的な働き方と事業の方向性を考える事例をご紹介します。

相談者

鑑定種別 法人
業種 広告代理業

ご相談の背景

広告系の会社員として働く一方、副業でも会社を経営しており、今後はどちらに軸足を置くべきか、将来の計画を立てたいと考えていた。
当面は会社員の仕事を中心に続けるのか、いずれ副業の比重を高めるのか、それとも退職して自分の会社に専念するのか。時期ごとの力の配分を知るとともに、会社の強みを生かせる事業の方向性や、ひとりで続けるべきか、仲間とチームを組むべきかも明確にしたいという思いがあった。


鑑定結果

鑑定内容の要約

本業を辞めて副業に一本化することは急がず、2033年からの好機に向けて会社の力を蓄えることが基本方針となる。好調期だけでなく、その後の運勢も見据えた両立の計画が大切。

2023〜2032年は、努力が成果につながりにくく、停滞感を抱きやすい10年間。大きな賭けに出るより、仕事の進め方や関係性に小さな変化を加え、試行錯誤を重ねたい。特に2025〜2027年は空亡(天中殺)にあたり、事業拡張を控えて内部を補強する時期。今ある仕事やスタッフを大切にし、次の展開に備える。

2028年からは、専門性を高めて特定の顧客に応える流れへ切り替わる。知的好奇心を満たす企画や映像分野を磨き、「この会社だから頼みたい」と思われる独自のサービスを育てることが重要となる。

2033〜2037年は、積み重ねた努力が成果につながりやすく、高い品質を求める顧客にも恵まれる好機。一方、2038年からの10年間は、物事や資金が思うように回りにくい運勢となる。好調な5年間のうちに、その後の縮小や休眠、社名変更・事業承継なども視野に入れて備えておきたい。

会社の“性格”は、企画力・発想力に優れ、クリエイティブや映像の仕事に適性がある一方、営業力と内部を守る力が弱め。専門性を明確に打ち出して営業面を補い、知的創造力があり、地道に作業を進められる人材とチームを組むことが発展の鍵となる。

鑑定書

鑑定書からわかること(部分抜粋)

  • 2023年からの10年間は停滞感あり
  • 2033年からの5年間は努力が報われる期間。ただし、2033年は吉凶半々
  • 2038年からの10年間は試練の時。必要な資金を用意しておくこと
  • 新しい視点をもたらす会社
  • 臨機応変、改善改革の才に恵まれている
  • クリエイティブな業務に向いている
  • 営業面に弱さがある
  • チームプレーが向いている
  • 作業を外注をする場合、知的創造力に優れた人材を選ぶこと
  • 守り時の空亡(天中殺)時期の2025年~2027年は事業拡張は控えること
  • 2028年より新しい運気がスタートする外注スタッフの見直して、業務の専門性を高めること

相談者とのFAQ

2033年まで、本業と副業にはどのくらいの力を配分すればよいですか?

今回の鑑定では、力の入れ具合の目安として「副業7・本業3」とお伝えしました。停滞しているからこそ、副業の見直しやテコ入れに取り組む時期です。事業を大きく広げるのではなく、2033年から成果を出すための準備に力を注いでください。

2033年から好調になるなら、本業を辞めて副業に専念してもよいですか?

2033〜2037年は、それまでの取り組みが実を結びやすい時期です。ただし、2038年からは再び厳しい運勢が続くため、退職して副業だけに絞ることはお勧めしていません。好調な5年間だけでなく、その先も含めて働き方を考えることが大切です。

好調期を迎えるまでは、会社をどう運営すればよいですか?

大きな賭けに出ず、仕事の進め方や関わる相手、環境などを少しずつ見直してください。特に2025〜2027年は事業拡張を控え、今ある仕事やスタッフを大切にして内部を補強する時期です。2028年以降は協力者や業務体制も見直し、専門性を高めていくとよいでしょう。

会社の強み・弱みは、どのように捉えればよいですか?

企画力や発想力に優れ、クリエイティブや映像分野に強い会社です。一方、アイデアを仕事につなげる営業力は弱め。「何でもできます」と間口を広げるより、得意分野を明確にし、その価値を求める顧客に伝えていくことが重要です。

広告の仕事では、どんな分野に力を入れるとよいですか?

企画・クリエイティブの強みを生かし、映像や動画配信にも力を入れるとよいでしょう。2028年以降は、幅広い人に楽しさを伝える広告よりも、特定の顧客に向けた、知的好奇心を満たす専門性の高い企画が適しています。

副業の会社は、ひとりで続けるよりチームにしたほうがよいですか?

チームで動くことに向いている法人格です。すべてをひとりで抱えるより、重要な役割を担う1〜2人と一緒に進める形が適しています。内部を支える力を補うため、知的創造力があり、ひとりでも地道に作業を進められるタイプの人材がよいでしょう。

2038年以降に備えて、休眠や事業承継を考えてもよいですか?

選択肢になります。2033〜2037年の好調期に会社を十分に育て、その先の縮小や休眠、社名変更、後継者への承継を検討するという考え方です。社名や承継・再設立の具体的な時期については、別途、その内容に絞った鑑定で確認できます。

相談者の声

会社員の仕事と副業の会社を、これからどのようなバランスで続けていくか知りたくて相談しました。特に、いつ副業に力を入れるべきか、会社を辞めて専念してもよいのかを、時系列で整理したいと考えていました。
2033年からの好機に向けた準備だけでなく、その先の2038年以降まで見据えて考えることができました。専門性を高める方向性や、一緒に働く人に必要な資質も確認できたので、今後はメンバーも交えて、具体的なチームづくりを相談したいと思います。

鑑定士のコメント

本業と副業のどちらを選ぶかだけでなく、時期に応じてどこに力を注ぐかが重要なテーマでした。御社には企画や映像分野の強みがあり、専門性を磨くことで生かせる持ち味があります。
今は成果を急がず、小さな改善を積み重ね、会社を支える仲間と力を蓄えていただきたい時期です。2033年からの好機には、その準備を仕事につなげるとともに、次の変化にも備えておくことが大切。会社の運勢に加え、ご本人や一緒に働く方の資質も確認しながら、無理のない働き方と事業の体制を考えていきましょう。

鑑定士のご紹介

朝永 聖子 ともなが きよこ

鑑定歴:11年

2012年頃から東洋運命学鑑定⼠に師事。鑑定数は500名以上に及び、これまで数多くの法人鑑定を提供してきました。

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